社会人として守らなくてはいけないビジネスマナーはたくさんありますが、その中でも基本となるマナーが二つあります。それは「時間を守ること」と「あいさつをきちんとすること」です。
【時間を守ること】
社会において、「時間」だけが万人に共通の唯一の指標です。ですからこれを厳守する必要があります。逆に言えばこれすら守れないとなると社会人としての信用を失うことにもなります。それがあなた個人の問題なら良いのですが、企業に所属している以上はその企業の信用も失いかねません。取引先企業にとっては、あなたが正社員であろうと派遣社員であろうと気にしません。等しくその企業の一員と見なされます。しかし、時には止む終えない事情で約束の時間や納期に遅れてしまうこともあるでしょう。その時は、遅れると分かった時点でまず連絡を一本いれます。到着予想時間や納品日の目途がつくのならそれも併せて連絡するのが良いでしょう。もちろん遅れないように余裕をもっておくのに越したことはありませんが、万が一の場合は必ず、連絡を入れるようにしましょう。
【あいさつ】
あいさつもまた社会人にとって大切なマナーです。しっかりと目を開き、明るく元気な声で出社時には「おはようございます」、退社時には「お先に失礼します」と声を掛けましょう。例えその日、あなたがどんなに機嫌が悪かったり、眠くとも、それは他の人には関係のないことです。またいまいち気合の入らない日ほど自分から元気にあいさつをすることで、自分のペースを取り戻すことができます。あいさつは口の中でモゴモゴ言うのではなく、はっきりと相手の目を見て言いましょう。あいさつはあなたの印象を決める上でも重要なものですので、毎日の気持ちの良いあいさつを心がけましょう。